女性ホルモンの量が減ることでこころや身体のバランスを崩しやすくなり、さまざまな症状が起きやすくなります。また、老後に向けて経済的な不安感や家族の問題などが持ち上がる時期でもあるため、精神状態が不安定になりこころの症状が強くでる方もいます。症状が重く日常生活に支障をきたす場合は、治療を受けることで症状が和らぐこともあるので、一度ご相談ください。
卵巣機能の働きが30代後半から少しずつ落ちてくるため、女性ホルモンの一つエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が減り始め、排卵がなくなります。そうするともう一つの女性ホルモン、プロゲステロン(黄体ホルモン)も減少します。
また、エストロゲンは女性らしい身体や妊娠や出産に適した身体にする他に、骨密度を維持する、コレステロールを下げるなど、たくさんのはたらきがあります。エストロゲンの分泌がなくなると、骨粗しょう症や高血圧、肥満、がんなどの病気にかかりやすくなるので、健康診断は欠かさず受けた方がいいでしょう。
筋肉・骨がおとろえる
白髪が増える
シワやシミが増える
体毛が濃くなる
生理の回数が減る
生理の出血量・日数が不安定になる
倦怠感
ホットフラッシュ(ほてり)
のぼせ
発汗
動悸
息切れ
頭痛
肩こり
冷え性
イライラ
不安感
憂うつ感
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