「選択肢の多い治療法」患者様の生活を考慮し、負担の少ない治療法をおすすめしています。
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中絶について

妊娠を望まない場合、避妊をすることが一番ですが、結果的に望まない妊娠をしてしまった場合に人工妊娠中絶という選択肢があります。
(当院では22週未満までの中絶を行っております)
中絶には外科的手術と経口薬服用による処置があります。
どちらの方法を選択するかは、患者様のご希望、妊娠週数や母体の状態に応じて提案させていただいております。
週数により方法も金額も異なりますので、早めにいらっしゃることをお勧めします。
プライベートな問題であり、悩まれている方もいると思います。
当院では安全と守秘義務を何よりもこころがけております。
また公認心理性暴力被害支援看護職(SANE)、公認心理士スタッフも常駐していますので、一人で悩まず、いつでもご相談下さい。

初期(12週未満の中絶)

12週未満の中絶には2種類の方法があります。経口薬による中絶と吸引法による外科的手術による中絶とがあります。

経口中絶薬メフィーゴパックと手動真空吸引法による違い

 

【人工妊娠中絶(外科手術処置)について】

外科手術の場合

 

【内服薬による中絶】
メフィーゴパックは2種の妊娠中絶作用のある経口薬です。
1剤目:ミフェプリストン錠(1錠)
2剤目:ミソプロストール錠(4錠)
妊娠9週0日までの妊娠に対する人工中絶が対象となります。

1剤目:ミフェプリストン錠

ミフェプリストンは、妊娠の継続に必要な黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きを抑えます。a), b)

ミフェプリストン

2剤目:ミソプロストール バッカル錠

ミソプロストールは子宮の収縮を引き起こし、胎嚢を排出させます。c),d),e)

ミソプロストール

1剤目ミフェプリストンの投与を受けた後、36-48時間後に2剤目ミソプロストールの投与を受けます。

1剤目の投与後に中絶が達成した場合には2剤目が投与されない場合もあります。

日本では2023年4月から認可された薬剤ですが、WHOが推奨している妊娠中絶法で、世界では30年以上前から広く利用されています。

内服による中絶の場合

 


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