母乳育児

当院では母乳育児を推進しています。卒乳の期限を決めず、赤ちゃんが母乳を欲しがるうちは、2、3才でも飲ませてあげましょう。

母乳の分泌には、プロラクチンとオキシトシンというホルモンが関係しています。
出産するとプロラクチンの分泌量が増え、母乳が作られます。個人差がありますが、母乳の分泌が本格的になるのは、出産後2、3日経ってからです。

オキシトシンは赤ちゃんが乳頭を吸う刺激で分泌され、プロラクチンの分泌も促します。ですから、最初はたくさん出なくても、繰り返し吸わせることで、赤ちゃんも飲み方が上手になり、母乳の出もスムーズになります。

母乳育児のメリット

母乳育児の準備

母乳育児のために、妊娠中から乳頭のお手入れを行い、赤ちゃんが飲みやすいおっぱいになるよう準備しましょう。マミーズルームでは、お母さんのお話しを聞いた上で、助産師が乳頭や乳房のチェックを行い、乳頭のマッサージ方法をお伝えするなどのお手伝いをします。
母乳に限らず、育児についてのご相談はマミーズルームをご利用ください。

母乳外来（授乳指導・乳房マッサージ）

マミーズルームで助産師が、授乳のトラブル、乳房マッサージ、乳腺炎、卒乳・断乳、乳房のトラブルなどの相談をお受けします。なお、授乳トラブルの方は、赤ちゃんと一緒にご来院ください。

授乳指導・乳房マッサージの流れ

受付後に、マミーズルームへ移動し、問診、助産師診察、指導、処置、マッサージなどを行います。また、治療、投薬が必要な場合は医師が診察を行います。最後に受付でお会計をして下さい。