ものごとに集中できなかったり、ささいな出来事でイライラしたりするなどの症状は『食事の偏り』が原因の一つです。例えば、甘い物(糖分)を食べ過ぎたり、ごはんやパン・めん類(炭水化物)ばかりに偏った食事を繰り返していると、血糖値が急激に上下し不安定になります。すると脳の働きが弱まり、情緒不安定などの精神的症状が現れると言われているからです。
一時的な症状である場合は心配することはありませんが、『低血糖症』の症状でも同様のものがあるため、その場合は早急な対処が必要です。『低血糖症』になると、無気力状態になったり、半面、キレやすくなったりするなど精神疾患につながることがあります。
いずれにせよ、栄養指導と食生活の改善を行い、血糖値の上がらない食事を提案し改善に導きます。糖分や炭水化物はもちろん、清涼飲料水なども控え、肉・魚・野菜などおかず中心の食事に切り替えることが大切です。
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